MERIT 3
リスクの回避
DX推進の一環としてBCP(事業継続計画)も実施するなら、リスクの回避につながります。BCPとは、災害やシステム障害などの危機的状況の際に被害を最小限に抑え、業務を持続するための対策のことです。
DX推進により業務が効率化していれば、BCPを最適な形で準備できます。また、他にも多くの日本企業が抱えるリスクとして、レガシーシステムのブラックボックス化があります。
レガシーシステムのブラックボックス化とは、古い社内システムが使いづらくなったまま放置されている状態のことです。
レガシーシステムは生産性を低下させ、余分な維持コストも発生させます。また、運用の引き継ぎが行われておらず、扱える人材が社内にいなくなるという問題もあります。DX推進により、このようなレガシーシステムのブラックボックス化を避けられる点もメリットといえるでしょう。